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後転が回れない?場の工夫や練習の際に意識したい注意点とは。

習得難易度

評価 :1/5。

キーワード:後転、後ろ回り、場の工夫

こんにちは!やすです!
今回は、『後転』を練習する上での場の工夫について解説致します。
学校体育の中でも出来ない子も多いですが、場の工夫一つで感覚を掴むことができる可能性が高まります!

『後転』は、体操競技や学校体育の中で行われることの多い後方系の技です。

技自体の難易度はかなり低いですが、コツやポイントを知らずに行うとうまく出来ないことが多いです。

また、技自体の危険度も低くマットなどの簡単な環境があれば誰でも実施可能です。

誰でも練習することが可能な技で、後転の感覚があると様々な技のレベルアップにもつながります。

以下に、後転に関連する記事を公開していますので合わせてチェックしてみてください!

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アクロバット技は知識や経験がない状態で行うのは非常に危険です。
実施する場合は一人では行わず、必ず第3者(保護者)がいる状態で行うようにしてください。
また、本記事を読んで行うことは全て自己責任でお願いいたします。

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後転をする前に基本的な形を抑えよう!

後転を回る上で実際に回転する前に『基本的な姿勢』を理解しておくことはとても重要な要素です。

回転しながら正しい姿勢を作るのは始めはなかなか難しいことです。その点を理解して練習を開始する様にしましょう。

具体的に後転における基本的な姿勢について以下に画像とともに解説致します。

基本的な姿勢

1.後転を回転する前の姿勢

2.後転の回転し始めた時点での姿勢

3.後転の手をつく位置

4.後転の着地の姿勢

後転の回転を『坂道』を利用して楽に回す!

後転で躓きがちなのが『回転力不足』です。スムーズに回転して体を起こすためには回転力は必要不可欠です。

本来ならば回転力を自分自身で生み出しなら回っていかなくてはいけませんが、初心者の方や自重を支えることが出来ないお子さんにとってはそれは非常に難しいことです。

不足している回転力を補う方法として坂道を利用するという方法があります。

具体的に坂道を利用した練習方法について以下で画像とともに解説致します。

坂道を使った練習方法

1.急すぎない坂道を用意する

ロイター板くらいの高さがベスト!

↑上記のような柔らかい素材のロイター板が後転の練習では非常におすすめです!↑

2.坂道の上側に座って準備する

3.前項の『基本的な姿勢』で後方に回転していく!

両腕で押し返せない場合は肘を突っ張って回るところから始める!

後転で立ち上がる際には両腕でマットを押し返して頭を腕と腕の間に通してあげる必要があります。

頭をうまく抜かすことが出来ないと『首を痛めてしまう』『間違った方法で覚える』といったような原因になってしまうこともありますので、練習を行う際には必ず留意して行ったほうが良いです。

本来であれば、両手のひらをマットについて両腕で押し返して回転するのが理想ではありますが、どうしても腕で押し返すことが難しい場合は以下のような練習方法で練習を行ってみましょう!

手のひらで押し返せない場合

1.腕を組んで肘を突っ張って回転する

2.両手を頭の上に上げて肘で回転する

まとめ

今回は、後転がうまく回れない時の場の工夫について解説致しました。

後転は場の工夫一つで感覚が掴むことができ、難易度も低い技なので誰でも習得することが出来ます。

出来ない要因は様々考えられますが、個人の課題に合わせて場の工夫をしていくことが習得するまでの近道でもあります。

出来ない理由を見定めて効率的に習得を目指しましょう。

アクロバット技は知識や経験がない状態で行うのは非常に危険です。
実施する場合は一人では行わず、必ず第3者(保護者)がいる状態で行うようにしてください。
また、本記事を読んで行うことは全て自己責任でお願いいたします。

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