
習得難易度
技名:倒立、逆立ち
こんにちは!やすです!
今回は体操の基本中の基本
ピタッと倒立を止める方法を解説していきます!
倒立は体操競技やブレイクダンスなど様々な競技の中で使用されます。
そして倒立こそが転回系の技の基本であり、上級技を目指している多くの方にとって避けては通れない技となります。
・逆立ちは出来るけど止まらない…
・そもそも逆さまになる事が怖い…
・今よりも長い時間倒立姿勢で止まっていられるようになりたい…
etc...
という方のため、安定した倒立の練習方法や自宅でもできる練習方法などを解説していきます。
練習する際は実施前に充分なストレッチと基本的なマットを行い、怪我の無いよう細心の注意を払っておこないましょう!

倒立姿勢のメカニズム
倒立姿勢は立位姿勢とは反対(逆さま)の姿勢で、身体を両腕で支持した姿勢のことを言います。
全身の体重を腕のみで支えなければならない為、
パワー、バランス能力、身体の締めをコントロールする必要があります。
具体的な練習方法や感覚練習などは次項より解説いたします!
この項目はスキップして頂いても構いません。
1.パワー(力)
倒立姿勢は両腕で全身の体重を支えますが、もっとも重要な力は握力です。
バランス能力と共通する部分でもありますが、長い時間姿勢を支持するには身体が揺れないように床(マット)を握り続けなければなりません。
そのため、握力はあればあるほど良いと考えられます。
具体的なトレーニング方法について感覚練習などもありますが、極論にはなってしまいますが一番の近道は沢山倒立をする事です!

2.バランス能力
倒立がピタッと止まるにはバランス感覚がとても重要となります。
ポイントは手の平の腹の部分ではなく、指側でバランスをとる事です。
目線は手と手の間の床を見る事を意識しましょう。

画像でいうyの方向を意識して重心を移動していきましょう!
パワー(力)とも関係する部分でもありますが、中指側に体重が乗る事でバランスがよりとりやすくなります。
3.身体の締め
身体の締めは簡単に言えば、『全身に力を入れた』『全身の神経を研ぎ澄ました』状態のことを言います。
下肢、上肢ともに力がコントロールできている状態になった時を締まった状態と呼びます。
この締まった状態が倒立姿勢においてはとても重要になってきます。
全身を締めた状態で指方向に重心を移動してバランスを取るのが倒立の理想系です。
この形を目指して練習していきましょう!
倒立に必要な筋力やバランス能力は、
倒立をすることで養われていきます。
やればやるほど感覚が強くなっていきます!
\主婦の皆さん。こんな悩みありませんか?/
倒立の感覚練習にぴったりな技
1.カエル倒立
カエル倒立は肘の上に太ももの内側(膝の下あたり)を当てて支持する形のことを言います。
ポイントとしては、手で支持するときに地面をキックしないこと!
キックしてしまうと勢いで戻ってしまい、うまくいきません。


2.三点倒立
倒立に一番近い姿勢で、両手と頭の三点を使って身体を支持します。
三点倒立にも様々な種類があるので3つほどご紹介いたします!
三点倒立
両手のひらと頭を使って支持する方法です。
一番一般的な方法で一番止まりやすい姿勢となります。
両手のひらでバランスを取るので感覚練習では一番倒立姿勢に近いです。

三角倒立
両手を頭の後ろに組んで三点倒立をする姿勢です。
一般的な三点倒立に比べ肘でバランスを取るため、よりバランス感覚の精度が問われます。

肘を伸ばした三点倒立
一般的な三点倒立を肘を伸ばして支持します。
三角倒立と同様に、よりバランスの感覚が問われる高度な姿勢となります。


3.脚前挙(きゃくぜんきょ)
座った姿勢で手のひらのみで体全体を支持します。
腹筋や下肢全体の筋力やバランス能力を一度に養う事ができます。
上記の三点倒立の練習と並行して行うことでより高い感覚の習得が期待できます。


以上3つの感覚練習のご紹介でした。
全て倒立姿勢に共通した姿勢で有効な練習方法なので
可能な範囲で挑戦してみましょう!
壁倒立の練習方法
壁向きの倒立
壁倒立がうまくいかない場合は手の付く位置、足の振り上げなど様々な原因が考えられます。
以下の項目をチェックしながら行ってみましょう。
壁倒立をする際は、手をつく場所を壁から大体手のひら1つ分(10〜15cm)程度離して着くように行いましょう。
あまり遠すぎたり近すぎたりすると上手くいきません。
足を思い切り振ってしまうと勢いで壁にぶつかって戻ってしまいます。
最初は手をついた姿勢から軽めのキックから行いましょう。
肘はキックする時から伸ばしたままの形を意識して行いましょう。
肘が曲がるほど姿勢をキープするのが困難になります。
以上壁向きの倒立をする際はこれらのポイントを意識して行ってみましょう!
腹這いの倒立
壁向きの倒立と反対の向きの倒立です。
体重を乗せる方向が反対になります。やり方など詳しく説明していきます!
壁と反対向きに立ち、つま先を壁に引っ掛けて上げられるところまで足を高く上げます。
最初はここまででも大丈夫です!慣れてきたら壁の方向に手で歩いて行って身体をまっすぐに支持できるようにしていきましょう。
腹這いの倒立はキックがいらないので、比較的簡単に倒立姿勢を作ることができます。
壁向きの倒立、腹這いの倒立
それぞれのやり方について解説いたしました。
どちらの方法でも倒立姿勢の練習になるので、
自分に合ったやり方で練習してみましょう!
壁を使わない練習
まずは壁から離れる練習
壁向きの倒立、腹這いの倒立に慣れてきたら、壁倒立を作った後に壁から離れる練習をしていきましょう。
ポイントとしては綺麗な壁倒立姿勢を作った後に姿勢を崩さないように壁から5cmほど離れます。
指側に体重を乗せ続けて、なるべくブレのないように意識して行いましょう!
壁から離れて止まれるようになってきたら、次のステップに進みましょう!
壁を使わずに倒立!
壁倒立で練習した姿勢を目指して地面を蹴ります。
軽めの蹴りから行い、蹴りすぎて倒れないよう注意して行いましょう。
肘を曲げないように指側で姿勢を保ちます。
バランスを取る際は、腕だけでなく全身を締めて一本の棒のようにして行いましょう。
倒立姿勢は手首を痛めやすいため、
適度に休憩を挟みながら無理のない練習を行いましょう!
まとめ
今回は、倒立姿勢の支持方法について解説してきました。
感覚を掴むまでは少し時間がかかるかもしれませんが、必ず出来るようになるはずです!
わかりにくい部分などあればコメント欄にご記入いただければご回答いたします。

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